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容疑者の幼児性が招いた事故未遂

9/23/2019

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なぜこんなことを・・・ と思う事件は日々あるが、これもその一つ。

FNNの記事より
  埼玉・桶川市で、車の目の前にわざと飛び出して急ブレーキをかけさせた疑いで
  逮捕された男が、「運転手の驚く顔を見ると、楽しくなる」と供述していることがわかった。
引用ここまで

この行動を見ると、容疑者は幼児性が強いように見える。

「相手の驚く顔を見ると楽しい」というのは、自分がしたことで相手を驚かせ、一瞬でも場を支配したという気持ちになっているのではないかと思う。
こうすれば驚くはず→思ったとおりになった→快感、という流れ。
だから、相手が冷静だったら、容疑者のストレスは逆に大きくなるだろう。

イライラの解消でやったと供述しているように、ストレス解消のために上記のような行動をしたと考えられるが、ここに根本的な間違いがある。

誰でもストレスは感じる。
ストレス・レスな生活などないし、あっとしても、それはあまり健全とは言えない。過度なストレスは身体を壊すが、適度はストレスは自分を成長させることに役立つ。

たとえば、今の仕事や嫌で、日々ストレスを感じる。
だから、現状を変えるために努力する。
好きな人が、中々自分を見てくれない。
だから、振り向かせるために努力する。

人は、そうやって成長していく。

人間関係、会社の対応、社会そのもの・・・
イライラの原因はたくさんあり、日々自分の身に降りかかってくる。

その中には、自分が変われば解消できるものと、出来事に対する受け取り方を変えることでスルーできるものがあるが、どちらにしても、自分自身の変化が必要になる。

この容疑者の行動は、自分の不幸やイライラを周りのせいにする幼児性が、嫌がらせという形で表出したものの一つだと思う。

誰かや何かのせいで、自分の状況が悪くなることはあるが、そこに文句を言っても仕方がない、自分が変わろうと思えることが、心を穏やかに保つことに繋がるのである。


参考記事
FNN 「驚く顔見ると楽しく」「イライラ解消」 “ひょっこり飛び出し男”余罪追及 

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『インセプション』プロットで見る映画の話

9/7/2019

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プロットで見る映画の話。
今回の映画は・・・

タイトル:インセプション
監督:クリストファー・ノーラン
キャスト:レオナルド・ディカプリオ
渡辺謙
ジョセフ・ゴードン=レヴィット 他
製作国:アメリカ
公開日:2010年7月23日
----------------------------

この映画は、潜在意識に侵入して標的の"秘密"を抜き取る産業スパイ、
ドミニク・コブ(レオナルド・ディカプリオ)が、
自身の最大の問題を解決することと引き換えに、
日本人実業者のサイトー(渡辺謙)から依頼を引き受け、
集めた仲間とともに、標的への"インセプション(思考の植え付け)"を達成するために奔走する、
SFアクション。


プロットとしては、大きく分けると4つになります。

1、プロローグ
2、第一幕(現実世界)
3、第二幕(夢の中)
4、エピローグ


この4つが、さらに細分化されて構成されていますが、
メルマガでは、「プロットで見る」の範囲を満たしつつ、
分かりやすく解説します。


1、プロローグ

場面1:始まり~コブとアーサーがサイトーと話しているところまで

ここのポイントは以下の2つ。

・何か問題が起こっていること。

・テーブルを挟んで向き合っている二人は、知り合いらしいこと。

この場面は、ここに至る前に何か問題が起こったことを示唆しており、
向かい合う二人は初対面ではなく、知り合いらしいことが見て取れる。
これから始まる物語に、この二人が大きく関係しているだろうことが分かる。

さらに、なぜ銃を持っているのか、銃と一緒に持っていた小さな独楽みたいなものは何か?
という、多すぎない「疑問」を提供することで、見る側を次のシーンに引っ張り、
興味をそそるようにしている。


場面2:アーサーが撃たれて目を覚ますまで

ここのポイントは以下の5つ。

・建物内装が、場面1で二人(コブとサイトー)が向き合っていた場所と同じ。

・ここは夢の中である。

・コブたちは、標的の潜在意識に侵入して機密情報を盗み出す産業スパイである。

・夢の中で死ぬと目が覚める。痛みは現実と同じように感じる。

・コブには、モルという妻がいて、なぜかコブの仕事を妨害してくる。

アーサーがいて、コブはほとんど変わっていないが、サイトーは明らかに若い。
そういった状況の違いはあるが、場面1と同じ内装の建物であることから、
場面1も夢の中なのだろうことが分かる。

そして、順調なはずの仕事が、モルによってひっくり返されるという、
後のストーリーに大きく影響する流れが、この時点で示されており、
物語中最大の敵というべき人間が、コブの妻であることが、この物語の軸になっている。

モルとのことがなければ、コブは恐らく、この後のサイトーからの依頼を受けなかっただろうし、
このインセプションという物語そのものが、コブとモルからできていったとも言えるかもしれない。


場面3:新幹線を降りるまで

ここのポイントは以下の4つ。

・夢の中で、もう一度夢の中に入る・・・夢の中の夢・・・ことができる。
それは仕事で普通に使う手段の一つ。

・標的を誘い込む夢を設計する人間がいる。

・死ぬ以外に、夢から覚める手段として「キック」と呼ばれるものがある。

・夢を複数の人間で共有するには、スーツケースのような機械が必要。

新幹線の中という、現実世界に戻ってくるまでに、
どのようにして夢の中に入り、共有しているか、
どうやって目覚めるかといった、大枠が見える。
ここでは"見せる"だけで、詳細な説明はないが、
見ているほうは、「こういうもの」というのが、なんとなく分かる。

また、ここまでで、コブたちの日常の一端・・・仕事ぶり・・・も示され、
第一幕に入っていく前に必要な、最低限の情報が出揃う。

※キックとは
例えば椅子に座ったまま寝ていて、
徐々に体が傾いて椅子から落ちそうになったとき、床に倒れ込む前に目が覚める。
その状態を意図的に作り出すこと。

ここまでが、プロローグとなり、
新幹線を降りたところから、いよいよ第一幕(現実世界)に入っていく。

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