■子供を狙った卑劣な犯行
死人を鞭打つのは避けるべきかもしれないが、 この事件の犯人に、そんな配慮が必要かは疑問だ。 <参照記事> 産経新聞 岩崎容疑者、伯父夫婦と3人暮らし、隣家とトラブルも 川崎19人殺傷 文春オンライン 「おはようございます!」犯人・岩崎隆一(51)は事件直前、何食わぬ顔で挨拶した《登戸殺傷事件・現場ルポ》 共同通信 川崎児童殺傷、包丁を4本所持 自殺の51歳男、強い殺意か 無差別殺人と言われる事件を起こす人間は、 逮捕されて動機を聞かれると、「誰でもよかった」と言うことが多い。 そして、世の中に不満があるから、というように、大概は動機がくだらない。 世の中に不満がない人間などいない。 完璧に恵まれた環境で育った人間だと、極々一部。 明るく見える人でも、外からは想像もできない過去を持っている人もいる。 大半の人は、そういったことがありながらも、懸命に生きている。 しかし、こういう事件を起こす人間は、 自分が変わることで環境が変わっていくとは考えない。 気に入らないから暴れる。 極めて幼稚な発想で、関係のない人間を巻き込む。 誰でも、余裕がなくて、人を傷つけてしまったり、心無い言葉を言ってしまうことは、 ときにはあるだろうが、こういった事件は、越えてはいけない一線を越えているので、 犯人にどんな事情や理由があっても、同情の余地はなくなる。 そして、誰でもよかったと言いながら、 子供や女性、老人など、自分より弱いと思われる人間を狙う。 意識していようがいなかろうが、本当の意味で誰でもよかったわけではない。 自分より弱いと思われる人間なら誰でもいい、ということなのだ。 今回は、こういう事件を起こすのはどんな人間なのか、 そのあたりを見ていく。
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1、概要
令和元年(2019年)5月9日付けの産経新聞の記事より。 イジメが原因での自殺が、度々ニュースに出るが、 その対策として、平成25年9月に施行されたのが、「いじめ防止対策推進法」である。 今回の産経新聞の記事では、推進法が施行後もなくならないイジメの問題に対処すべく、 改正案を話し合った、というものだ。 超党派の国会議員が勉強会でまとめた試案を、被害者家族と話し合ったが、 去年の11月の試案にはあった、学校側の義務規定が、 今年の4月に示された試案にはなかった、つまり、削除されていた、ということらしい。 こういうことがあったら、担任の教師や校長などは、 こういう責任を負う、というようなことが書かれていない、ということである。 詳しくは、産経新聞の記事を見てもらえればと思うが、 私は少し、別の角度からイジメについて書いてみたいと思う。 いじめ対策法改正が暗礁に 超党派議員の試案に被害者ら反発「大人の都合より子供の命を」 現在のいじめ防止対策推進法の概要 目次 1、概要 2、イジメはゼロにできない 3、法律だけでは子供は笑顔にならない 4、イジメによる自殺報道に覚える違和感 5、イジメは子供の問題 6、まとめ 王子様のキスで悪夢から目覚める・・・
おとぎ話でしかないようなシチュエーションだし、 馬鹿げている、現実にはそんなことありえない・・・ そう思っても、女性なら、そんなシチュエーションに、 一定の憧れもあるのではないだろうか。 この物語の主人公、水無月優花(みなづき ゆうか)は、 自分の幸せを信じることができない、そんな心の持ち主。 しかし、幸せを願う優花の想いは、 少しだけ、ほんの少しだけ、運命を動かした。 通勤途中に痴漢に遭っているところを助けてくれた男性。 それ以来、たまに朝の電車で見かける"彼"を、意識するようになる。 でも、運命は出会いまで・・・ 自分から行動しなければ、道は開かれない・・・ 友人の助けも借り、優花はその"彼"、氷室正臣(ひむろ まさおみ)に声をかけ、 少しずつ関係を深めていくが、優花には、 自分自身ですら気づいていないほど、深い闇があった・・・ 普通の恋愛ストーリーとは少し違う、 現代版のおとぎ話と言える、この物語は、 あなたの心を、"ぽっ"と明るくしてくれます。 ※白犀チャンネルで公開した動画のテキスト版です。 ■"自殺"が頭を過るときGWが終わって、仕事、学校がまた始まる、
6月は祝日なしで、夏休みはまだまだ先。 そう考えると、いつもの日曜日の夜より、気持ちが重くなったり、 GW中、特にどこにもいかずに、周りが楽しそうにしてるのを見て、 なんとなく気分が落ち込んでしまった人もいるかもしれない。 仕事だった方は、お疲れ様です。 私も、スーパーに行きましたが、いつもどおり営業してくれていて、 本当に助かりました。 仕事だから当たり前、かもしれないけど、ありがたいことだと思います。 話しを戻すと、そうやって長い休みがあって、 休み明けが近づいてくると、気持ちが落ち込み過ぎて、 "自殺"という言葉が頭を過ることもある。 そんなことじゃいけないと、気持ちを上向きにしようとしても、 そうなれなくて、余計に落ち込んで・・・ 何のために生きてるのか、なんでこんなに辛いんだろう、 もう頑張っても無駄じゃないのか・・・ という、否定的な気持ちが連鎖して、重なりあって強くなり、 また"自殺"が頭をよぎる・・・ "自殺"が過る瞬間は、それ以外にも、大切な人を亡くしたときとか、 入試とか、就職など、人生の節目と言われるところで、大きな目標が破れたとき、 気力が途切れて、もう死のうと思ってしまったり・・・ イジメで、自分という存在そのものを否定されたような気持ちになったり、 殴られたり、いろいろ痛い思いをさせられたら、 その苦痛から逃れるために、自殺ということを考えてしまったり・・・ 自分ではどうすることもできないことに対して、 心無い言葉を繰り返し浴びせられたり・・・ あなたの人生には、後悔があるだろうか?
「ない」という人は、おそらくあまりいないと思うが、 心理学者のトーマス・ギロビッチによると、 人間は、行動した結果の後悔よりも、行動しなかったほうの後悔のほうが、深く残るという。 確かに、行動した結果、痛い目を見て、 やらなきゃよかったと思っても、結果が出ているから、次に進むことができる。 しかし、行動しない後悔は、あのとき行動していればと、いつまでも心に残る。 そうやって、人は過去に引きずられて、二度とない貴重な瞬間を、ただボーッと眺めて、 今、目の前にある大切なものに気づけずに過ごす、ということになる。 この『異物』という物語の明神尊(みょうじん たける)も、行動しなかった後悔を抱えている。 何年間も、ずっと。 それが原因か、ただの偶然なのか、彼はある日、自分が住んでいる世界とは違う、 そっくりな別の世界に足を踏み入れてしまう。 いわゆる、パラレルワールドというやつだ。 彼が足を踏み入れた、その世界において、 本来存在しないはずの彼は、「異物」であり、 日に日に存在が薄れていく。 タイムリミットは、約一週間・・・ 限られた時間の中で、明神は元の世界に戻るために行動し、 その中で、自分の内側にも目を向けていくことになる・・・ あなたの後悔はなんだろうか? それは、今行動すれば取り戻せるものだろうか? それとも、もう戻らないものだろうか? もし、後悔や迷いがあるなら、 主人公、明神尊や、彼を取り巻く人たちを見て、 自分自身の心の内にも、目を向けてみれば、 忘れていたこと、目の前にあるのに気づけなかった大切なことに、 気づけるかもしれない。 |